Mindful Birthing
JAPAN
出産と子育てのためのマインドフルネスプログラムMindful birthing
開発者ナンシー・バーデキー氏らによる来日特別ワークショップ
妊娠・出産のためのマインドフルネス
3-day ワークショップin東京
集合写真
ご参加いただきありがとうございました!
10/5(土)2日目
エルネド・ゴールド氏
越川房子教授
ナンシー・
バーデキー氏
10/6(日)3日目
10月4日~6日の3日間、開催させていただきました 3-dayワークショップについて開催後のご報告をさせていただきます。
〈内容〉
10月4日(金・1日目)
・自己紹介
・マインドフルネス、マインドフルバーシングの説明
・レーズンエクササイズ
・呼吸への気づき瞑想法
・ボディスキャン
10月5日(土・2日目)
・越川先生の特別講座
・ナンシーの分娩と痛みの座学
・氷を使ったプラクティス(1人での実践)
・氷を使ったプラクティス(パートナーと一緒に行う実践)
・マインドフルヨーガ
10月6日(日・3日目)
・座位の瞑想
・サイレントランチ
・歩く瞑想
・氷を使ったプラクティス(アドバンス)
*3日間とも適宜、小グループ、大グループでのシェアリングを行いました。
〈参加いただいた方々のお声〉開催後にいただいたアンケートより抜粋 →全文はこちら
Question 今回のワークショップで学んだ経験・感想を教えてください。
妊娠中の方より
○漠然としていたお産・子育てに対する不安が解消された。
○・・・氷を使ったプラクティスは、一度経験していたはずなのに、マインドフルネスを活用するとこんなに時間が短くなのか、と改めて驚いてしまいました。・・・痛みがない時間がある、とは両親学級の時に聞いてはいましたが、それよりももっと積極的な意味があるということは、多くの人が知らないと思います。ぜひ。マインドフルネスと共に、そうした体験をする人が増えたらいいのになと思います。まずは、自分が体感できるように、日々の生活で実践していきたいと思います。 夫ですが、氷を使った瞑想がすっかり気に入ったらしく、家で実践しています。
○初めての経験でした瞑想をして自身と向き合い考えることが出来ました 。夫との生活にマインドフルネスを取り入れる楽しさが分かりました。これからもやっていきたいと思います。また、この経験を子育て中の方々に伝えて行きたいと思います。ありがとうございました。
○自分の思考が見えるようになると、自分に向けられる自分への厳しさや、理想とは違う自分に目を背けたくなることが何度もあって、マインドフルネスが苦しくなることが今まで何度もあった。 越川先生の講義でそんな自分がいてもいいんだと脇に置けて楽になれた。 ・・・相手と自分が違うことを前提に、相手を尊重して、自分のしてほしいことやしたいことを伝えることの重要性を再確認できた。 二人で同じ場でこのことを学べたのは本当に大きな一歩だと思った。
パートナーの方より
○初心者でしたが、マインドフルネスの基本的なアプローチを、いくつかの実践を通じて理解することができました。日々の生活の一部に取り入れることで心の安定を得ることが出来ると思います。 氷のプラクティスでは、出産時の痛みとの向き合いかたを夫婦で体験出来たので、本番に向けた不安が和らぎました。 実践の時間がたくさん設けられていたのがとても良かったと思います。 また、このようなワークショップはシェアリングの内容次第で教わる内容が大きく変わるので、シェアリングの時間をたくさん取られていたのも良かったです。
専門家・一般の方より
○・・・まず、私がマインドフルネスな助産師になって、私と接するママや助産師から変化していったら嬉しいなって思います。 だからまず、私が今を丁寧に感じながら、ワクワク生きてみます。 とっても優しく、穏やかに気づいて実践してみようと思った研修は初めてだったので感激でした。 そして、ワークショップで素敵な出会いがあったことも嬉しかったです。
○・・・ 全てのプログラムにおいて考えることがありましたが、特に〈アイスワーク〉は素晴らしかったです。・・・ アイスワーク後に誰もがお産に対してポジティブな心意気を抱いていて、とても励まされる思いになりました。出産前の方々がこれを感じられたら、お産に前向き(こんな簡素な言葉でまとめたくないですが)かつ楽しみに臨めるのではないかと思いました。
Question 妊婦とパートナーが、マインドフルネスが学ぶことについて、どのような点が役立つと思いますか?
妊娠中の方より
○お互いの意見を尊重して、夫婦仲を保ち、子供を自分の所有物にしないために役立つと思う。 同じ体験をしても、どんな感じ方をするのか、何が心地良いかは人によって異なるというのを痛感できた。 長く一緒にいるとあたかも同じ体験で同じ感じ方をしているような気になったり、相手の意見を聞かずに自分の意見が相手のためになると押し付けたり、どちらが正しいかの議論になったりするので、改めたいなと思った。
○マインドフルネスという共通の関心事を持つことで、妊娠中の過ごし方や、出産時の陣痛への向き合い方において、互いに協力しあったり、妊婦はパートナーの共感を得られやすくなったりすると思います。
○陣痛をそのまま、赤ちゃんが生まれた後もそのまま受け入れる。自信を持って今後の人生を楽しんでいける。
パートナーの方より
○妊婦にとっては、出産時の痛みに対する向き合い方、選択肢を多く持つことで冷静さを保ちやすくなり、後から振り返ったときに出産という大きなイベントへの受け止め方がよりポジティブなものになると思います。 パートナーにとっては、出産の緊迫した中でも介助する側の心持ちが安定しやすくなり、妊婦の様子を冷静に見て、求めていることに応じた行動がしやすくなると思います。 結果的に、妊婦とパートナーの信頼関係が高まることにつながります。
専門家・一般の方より
○妊娠・出産・育児だけではなく、夫婦としてこれからの人生を歩んでいく上で、困難なことにぶつかった時、お互いを思いやりながら乗り越えて行くための心強い方法を学ぶことができるから。
○自分の今 に 気づくことで、お産を受け入れやすい。 特に 氷のワークでは、陣痛のような 強烈な痛みを感じやすく、向き合えるようになれると思います。陣痛に対する対処の仕方も自分にあったものを見つけられると思います。出産に自信が持てれば、育児も自信をもって 子供と向き合えるようになると思います。