Mindful Birthing
JAPAN
出産と子育てのためのマインドフルネスプログラムMindful birthing
開発者ナンシー・バーデキー氏らによる来日特別ワークショップ
妊娠・出産のためのマインドフルネス
3-day ワークショップin東京
マインドフルバーシング体験ワークショップ
本ワークショップは、Mindfulbirthing本部が開催するワークショップ”Mind in Labor”(マインド・イン・レイバー:お産のマインド)に準じた内容です。
Mind in Laborは、通常9週間の妊娠・分娩と子育てのためのマインドフルネスプログラムのMindfulness based Birthing and Parenting (MBCP)コースの内容を凝縮し、3日間で体験できるワークショップで、アメリカを初め、世界各地で開催されています。
今回恵まれて、このワークショップを日本で初めて開催できることになりました。
ナンシー・バーデキー氏が開発したこのMBCPプログラムは、世界に広がるマインドフルネスの輪の中でも、重要な位置を占めています。MBSRの開発者であるジョン・がバットジン氏のトレーニングを受けたナンシー・バーデキー氏は、ガバットジン氏のトレーニングを受けている時に、MBSRを妊婦とそのパートナーのためのプログラムに応用するというアイディアを得、カバットジンに相談したところ、是非そうするようにと励まされました。また、MBCTの開発者の一人であるマーク・ウィリアムズ教授もまたナンシー・バーデキー氏と長い交友があり、助産師である自身の娘から、MBCPの素晴らしい効果についてよく聞いていると語り、ナンシーのMBCPプログラムについて、「マインドフルネスを応用した最高のプログラムの一つ」として、紹介しています。
MBCPプログラムの開発者であるナンシー・バーデキー氏と、現在、全世界に広がるMBCPプログラムの専属トレーナーとして、中心的に教育に携わっているエルネド・ゴールド氏のお二人を講師として招き、このワークショップを開催できることになりました。
ナンシー・バーデキー氏はすでに76歳と高齢のため、日本に招聘できる機会は非常に貴重です。
是非この機会をお見逃しなく、奮ってご参加ください。
ワークショップ内容
妊婦さんの多くが、分娩の痛みに対する恐れ、出産に対する不安を抱いていると言われ、それにどのように備えるかによって、実際の分娩・出産の経験は大きく異なってきます。マインドフルネス瞑想は、痛みやストレス、不安の軽減に効果があることから、多くの分野で取り入れられていますが、妊婦とそのパートナーが妊娠期からマインドフルネスに取り組むことで、産後うつの予防や、ストレスの低減、赤ちゃんに注意を払うことや夫婦関係の改善に効果があると言われています。
このワークショップは、妊娠中から出産、育児という大きな人生の転換期を上手に過ごすための方法の一つとして、マインドフルネスのスキルを学びます。
このワークショップに参加することによって、マインドフルネスがもたらす以下の効果を体感できます。
・身体と心の深いリラクゼーションを得る。
・お産の痛みに対して、意識して対処する方法を学ぶ
・分娩や出産に対して自信と勇気を増す
・妊娠期・子育て期、あるいは日々の生活で感じるストレスマネジメントのスキルを伸ばす
・パートナーとのコミュニケーション能力を伸ばす
・自分の子育ての方法にもっと気づく
妊娠の時期にマインドフルネスを学び、生活に取り入れることによって、妊娠・出産だけでなく、その後に続く子育て、また生涯にわたって自分自身をよく知り、家族の必要にもっと気づき、ストレスと上手に付き合い、日々経験する当たり前のことも、大きなライフイベントも、一瞬一瞬を大切にして、よく味わいながら過ごすことができることでしょう。この3日間が、皆さんにとって、人生を変えるきっかけとなるかもしれません。
ワークショップスケジュール(予定)
10月4日(金)
10時~ 会場・受付
10時半~18時 ワークショップ
10月5日(土)
9時半~18時 ワークショップ
10月6日(日)
9時半~16時 ワークショップ
*当日の持ち物につきましては、申し込みいただいた方にご案内申し上げます。
ゲスト講師(予定)10月5日午前中
越川 房子教授 早稲田大学文学部・早稲田大学大学院文学研究科
早稲田大学専任講師、助教授を経て、2012年より早稲田大学文学部・早稲田大学大学院文学研究科教授。専門は臨床心理学、特にマインドフルネス認知療法。大学院生の頃より、Transcendental Meditation(TM瞑想)、ヨガ、座禅、気功等、東洋的な瞑想や行法に親しみ、現在も継続して実践している。主な著書・訳書として、『心が軽くなるエクササイズ』(東京書籍)、『マインドフルネス認知療法』北大路書房、『うつのためのマインドフルネス実践』(星和書店)、『マインドフルネスー基礎と実践ー』(日本評論社)、Horizons in Buddhist psychology: Practice, research & theory. Chagrin Falls, OH: Taos Institute(共編著)など.
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今回、非常に恵まれて、日本のマインドフルネス第一人者のお一人である、日本マインドフルネス学会 会長の越川房子先生をお招きできることになりました。
越川先生には、5日の朝の瞑想をリードしていただき、これまでの長いご経験に基づいて、マインドフルネスの効果について、分かりやすくお話しいただきます。マインドフルネスが初めてという方にとっても、すでに知識のある方にとっても、きっと貴重な学びを深める機会となるに違いありません。どうぞお楽しみに!